自損事故で車のドアを交換!修理代を安くする意外な方法




自動車の自損事故、起こした経験はありますか?

ゼロママは事故というほどではないですが、自宅の車庫にちょっとぶつけて傷をつけたことがあります……。

修理代がもったいないし、走る分にはまったく問題ないので放置してしまっています(笑)

 

ゼロママの友人に、自損事故で車のドアを2枚交換しなくてはならないという事態に陥った人がいます。

どういう状況で事故を起こしたのかは『恥ずかしくて教えられない』とのことでしたが、『修理は不可能、ドアをまるごと交換するしかない』という状況だったようです。

ディーラーでの当初の見積もりが20万円だったにもかかわらず、最終的に修理は7万円で済んだそうです!

ドア交換を安く済ませたテクニック、友人に聞きだしましたのでご紹介しますね。

 

自家用車で自損事故!まずは自動車保険の内容を確認しよう

自損事故を起こしてしまったら、まずは自分が加入している自動車保険の内容を確認してみましょう。

場合によっては、自損事故でも保険がおりる可能性があります。

 

自動車保険には、自賠責保険と任意保険の2種類があります。

 

自賠責保険とは

法律で運転者に加入が義務付けられている保険です。

被害者に最低限の補償が与えられるように加入が義務付けられているのですが、補償の対象は限定的。

  • 交通事故の当事者が死亡した場合
  • 交通事故の当事者が負傷した場合

このいずれかでないと保険金は支払われません。

対物事故が補償されないのですから、自損事故では当然補償の対象にはなりません。

 

任意保険とは

自賠責保険とは違い、運転者が自らの意思で選択・加入する保険のことです。

こちらは義務ではありませんので、加入していない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

補償の範囲は実に多岐にわたります。

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 人身傷害保険
  • 搭乗者傷害保険
  • 車両保険
  • 無保険車傷害保険

などの補償があるのですが、加入する保険によって内容が異なります。

 

ゼロママの友人は、対人・対物保険には入っていたのですが、車両保険には加入していなかったそうです。

つまり、自損事故の場合は保険料は一切おりない=全額自己負担で車を修理することになりました。

 

ディーラーや修理工場で修理の見積もりをとる

全額自己負担で修理しなくてはならなくなった友人。

まずは修理費用の見積もりを取ろうと、いつも車検をお願いしているディーラーに車を持ち込みました。

修理費の見積もりはなんと20万!

というのも、自動車のドア2枚はもはや修理できるレベルではなく、まるまる新品と交換しなくてはならない状態だったのです。

さあどうするか…友人は考えました。

 

ヤフオクで中古の自動車ドアを購入

ここで友人が頼ったのが、なんとヤフオク(ヤフーオークション)でした。

ゼロママも知らなかったのですが、ヤフオクには車のパーツが出品されているんですね!

中古車のドアだったため、少しキズがついていたそうですが、そのくらいなら許容できるとヤフオクで無事ドアを落札したそうです。

ドア2枚を落札した金額は、たった4万円でした。

 

ディーラーで無事ドアを交換してもらい、半額以下で修理完了

落札したドアは、自宅に送ってもらっても困るので、直接ディーラーに送ってもらったそう。

あとはディーラーでドアを交換してもらっておしまいです。

持ち込んだドアを交換した工賃は3万円。

つまり、当初の見積もりは20万円だったのに…。

中古ドア落札代金4万円+交換費用3万円=7万円!

半額以下で修理が完了しました!

 

新品のドアに交換できたわけではないですが、それにしても半額以下で見た目はほぼ問題ない状態にできたというのはすごいですよね。

 

自動車の部品を持ち込む際には事前にディーラーに確認を!

友人のケースのように、パーツを別の場所で入手してディーラーに持ち込む場合、必ず事前にディーラーに許可を取っておきましょう。

もしかしたらパーツの持ち込みがNGなところもあるかもしれません。

また、大きいパーツをディーラーに直送してもらう場合も、あらかじめディーラーの許可を取っておかないと受取拒否されてしまう可能性がありますよ。

 

まとめ

ヤフオクでパーツを落札することで、車の修理代金が半額以下に抑えられるとは驚きですよね。

友人の場合は

  • まるごとパーツ交換が可能な部分を損傷していた
  • たまたま自分の自動車と車種・型番・色が一致するドアがヤフオクに出品されていた
  • ディーラーが持ち込みパーツでも交換してくれた

という条件が重なったために、このような裏技が可能になりました。

 

自動車以外にも、バイクなどでも応用が利く裏技かもしれません。

万が一自損事故を起こしてしまったら、ヤフオクが活用できることを思い出してくださいね。