上手に使いこなせば、節約生活の大きな味方になるクレジットカード。
私も数枚のクレジットカードを使い分けています。
クレジットカードの不正利用にそなえるため、カードの利用明細はきちんと確認するようにしているのですが…。
先日、通帳を記帳したところ、身に覚えのない引き落としがあって驚いてしまいました。
結果として、これはクレジットカードの年会費だったのですが…。
私は入会金・年会費無料のクレジットカードしか作っていないはずなので、本当にびっくりしました。
こんなケースもあるよということをご紹介させていただきますね。
APアプラスという名義で謎の引き落とし…請求内容は?
先日、あまり使っていない銀行口座の通帳を記帳して驚きました。
APアプラスという名義で、540円の引き落としが!
しかも平成29年・平成30年の7月に同額引き落とされています。
1年に一度だけの引き落としのようですね。
ちなみに平成28年以前には、APアプラス名義での引き落としはありませんでした。
そもそもアプラスって?
アプラスは、新生銀行グループの企業です。
ショッピングクレジット事業やカード事業を展開しています。
そのため、APアプラス名義の引き落としは、クレジットカード関係の引き落としであることは間違いなさそうです。
まず、アプラス名義で引き落としがあった場合、どのような請求内容なのか調べてみました。
引き落とし名義が「AP(カ)××××」などの場合
APの後ろにカッコ表記で企業名などが記載してある場合、アプラスでは引き落としの代行をしています。
引き落とし内容の詳細は、アプラスに問い合わせてもわかりません。
カッコ表記されている利用先への確認が必要になります。
引き落とし名義が「APアプラス」の場合
クレジットカードの引き落としやショッピングローンの引き落としなどの場合、『APアプラス』という表記が通帳に載ります。
アプラスのホームページによると、契約内容により詳細の確認内容が異なります。
* クレジットカードご契約の場合
郵送にてお送りするご利用明細書、もしくはNETstation*APLUS(ネットステーションアプラス)の「請求明細照会」よりご確認いただけます。
* ショッピングローンご契約の場合
ご返済予定表をご確認ください。ご返済予定表を紛失された場合は再発行も可能です。
* ご融資(目的別ローンなど)ご契約の場合
ご返済予定表をご確認ください。ご返済予定表を紛失された場合は再発行も可能です。
今回、私の通帳に記載されていたのは『APアプラス』でしたので、やはりクレジットカード関係であることは間違いなさそうです。
アプラスが発行しているクレジットカードを洗い出してみる
私が所持しているクレジットカードは
- 楽天カード
- リクルートカード
- YJカード
- Tカードプラス
この4種類です。
カードを確認してみたところ、アプラスが発行しているのはTカードでした。
Tカードの利用明細を確認する
アプラスが発行しているクレジットカードの利用明細は、インターネット会員専用サイト「NETstation*APLUS」で確認することができます。
手元にクレジットカードがあれば、簡単に登録することができます。
ここでクレジットカードの利用履歴があれば話は早かったのですが…。
利用履歴はありませんでした。
クレジットカードの利用履歴がない場合
私が持っているTカードプラスは、入会金・年会費ともに無料だったはず。
私はTカードを
- TSUTAYAでのレンタル
- Tポイントが貯まる店舗でのポイント付与
- ウエルシアデーなどにTポイントで買い物
にしか使っていません。
ではこの540円の引き落としは一体何なんだろう…!?
あれこれ調べて、ようやく回答にたどりつきました。
【Tカードプラス専用】■2016年5月以降にお申込みのお客様
年会費: 無料■2016年4月までにお申込みのお客様
年会費: 初年度無料2年目以降500円(税抜)※※2年目以降も、前年度(カード有効期限月より過去1年間)のご利用代金明細書でご利用金額を問わずクレジットのご利用が一度でもあれば、次年度の年会費は無料となります。なお、前年度にクレジットのご利用が一度もない場合は、年会費500円(税抜)をお支払いいただきます。
2016年4月以前にTカードプラスに申し込んだ場合、2年目以降はクレジットの利用がなければ年会費が540円かかるんですね!
意識していなかったのですが、私は2016年まではTカードでクレジットの利用をしたことがあったようです。
2017年・2018年は楽天カードとリクルートカードをメインカードにしてしまったため、Tカードでの支払いをしたことがありませんでした。
そのために年会費がとられてしまっていたようです。
Tカードプラス発行時に説明を受けたのかもしれませんが…すっかり忘れてしまっていました。
ともあれ、クレジットカードの不正利用ではなくて何よりでした。
クレジットカードの入会金・年会費はよく確認を!
クレジットカードの中には、入会金・年会費ともに無料のものもあれば、年会費がかかるものもあります。
注意したいのは
- 初年度のみ年会費無料
- 特定の条件を満たすことで年会費無料
になるパターンです。
ここをきちんと確認しておかないと、今回の私のように『身に覚えのない引き落としがあった!』と慌てる羽目になってしまいます。
また、使っていないクレジットカードを手元に持ち続けているのもリスクがあります。
知らない間に年会費が引き落とされ続けていたり、不正利用されてしまっているかも…?
複数枚のクレジットカードを持っている方は、たまにクレジットカードの利用状況を整理・確認してみましょう。
まとめ
節約生活を始めてから、自分ではクレジットカードをうまく利用しているつもりでした。
特にメインで使っている楽天カードとリクルートカードでは、ポイントをザクザク貯めることができていたので、他のカードのことはすっかり失念していました。
まさかTカードプラスで年会費が発生していたなんて…!
2016年4月より前にTカードプラスを作ったことのある方は、一度利用状況を確認してみてください。
クレジットカードとして利用することはないかもしれないけれど、TSUTAYAでのレンタルやウエル活でTカードを使いたい場合は、入会金・年会費が完全無料のファミマTカードに切り替えてもいいかもしれませんね。