マイホームを安く建てたい!墓地の隣の土地を買ってみてわかったこと




我が家は4年前にマイホームを建てました。

まずは土地探しから始めましたが…予算が限られていたため、理想の条件をすべてクリアした土地を購入するのは難しく、厳しい現実を突きつけられました。

結果的に予算内におさまる土地を購入できたのですが…その理由は、墓地の隣の土地だったからです。

えっ!?と驚かれましたか?

でも実際のところ、購入してよかったと思っています。

安い土地をお探しのあなた、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

マイホームは土地探しから!安く買えるワケあり土地

よほどの田舎でない限り、土地を買うにはかなりの予算が必要ですよね。

不動産屋に行ってみると、たまに『えっ、こんな値段で買えるの!?』という土地がありますが、土地が安いのには絶対といっていいほど理由があります。

 

交通の便が悪い

まず考えられる理由が、交通の便が悪いこと。

都市部から遠く離れていて、最寄り駅から徒歩1時間なんてこともザラにあります。

日常的に車を使っているのであれば問題はなさそうですが…。

終の棲家を建てるために土地探しをしているのであれば、いずれ車を運転できなくなってからのことも考える必要がありますよね。

また、これから子どもが大きくなって通学するようになると、通学時間がものすごくかかってしまうためオススメできません。

 

旗竿地

旗竿地もワケあり物件の筆頭ですね。

 

旗竿地とは

その名の通り、竿についた旗のような形の土地のこと。

敷地部分と公道が、細長い土地でつながっている。

旗竿地はその形状から、公道から奥まった場所にあり、静かな住環境ではあるのですが…。

場合によっては家の四方が他の家に囲まれており、薄暗い家になってしまう可能性があります。

また、出入り口が狭いため、車での出入りが不便に感じることも。

メリットもデメリットも多いため、旗竿地の購入には慎重さが求められます。

 

墓地の隣

墓地の隣の土地は、一般的な相場より30%ほども土地の価格が安くなることがあるそうです!

将来的に墓地が潰されて高層マンションが建つような心配もないので、日当たりなどの環境がずっと保障されているのが大きなメリット。

ただしやはりお墓の隣というと『なんとなくイヤ』という人が多いですよね。

一番高いハードルは、心理面といったところでしょうか。

ただ、土地を安く購入できるということは、将来土地を売る時にもあまり値が上がらないということ。

終の棲家を建てるのは問題ないのですが、近い将来売却する予定がある場合は、避けた方が無難かもしれません。

 

墓地の隣の土地を買いました!住んでみてわかったメリット

墓地の隣にマイホームを建てて早4年。

実際住んでみると、まったくといいほどデメリットを感じません。

 

とにかく土地が安かった!

我が家が建っているのは、一斉に土地が売りに出された新興住宅地です。

交通の便も住環境も、かなり良い部類に入る地域です。

 

9区画が売りに出されましたが、その中でもっとも安かったのが我が家の区画です(笑)

お墓は正確に言うと隣ではなく、家の裏手に当たるのですが…。

それ以外はまったく問題のない土地なんです。

 

なんと、向かいの土地の60%ほどの値段で購入することができました!

向かいの土地の方が若干広く、2辺が公道に接しているためという理由もありますが…。

ものすごく面積に差があるわけではないのに、こんなに価格が違うのかと驚きました。



墓地の隣ってどうなの?よくある疑問

墓地の隣に住むのって、実際どうなの?という疑問もおありかと思います。

4年暮らしてみた実際のところを正直にまとめてみました。

 

参拝客でうるさいのでは?

正直、これを一番覚悟していました。

ですが墓地自体が小規模なので、お盆のシーズンも毎日参拝客でごった返すようなことはありません。

というか実際のところ、お盆のシーズンは私か夫の実家に帰省することが多いので、参拝客による騒音などを気にする必要もなかったんですよね。

春と秋のお彼岸も、2~3日は人が増えますが、特に参拝客をうるさく感じることはありません。

 

線香の匂いが気になるのでは?

これもほぼありません。

先述の通り小規模な墓地のせいかもしれませんが…。

参拝客が来るのは日中ですから、あまりに気になるようならお墓参りシーズンの日中は出かけるなどすれば充分対応が可能です。

 

花やお供え物はどうなる?

管理者が常駐していない小さな墓地ですから、食べ物などのお供え物を放置していく参拝客自体がいません。

皆さんお墓にあげたあと、きちんと持ち帰られています。

花はさすがに放置されていることもありますが、それで困ったことはありません。

夏場はボウフラや蚊が増えるのではと懸念していましたが、4年暮らしてみて蚊が多いと感じたこともありません。

 

景観は気にならない?

お墓があるのは、家の北側です。

そのため、1階は北側の壁に窓を作らず、一面を壁面収納にしてしまうことで墓地を視界に入れない住環境を整えました。

2階は北側にも窓をつけましたが、窓から下を見下ろさなければお墓が目に入ることはありませんので、こちらも問題ありません。

 

家の正面や東側にお墓がある場合は、生活するうえで嫌でも目に入ってしまいますが…。

我が家は土地とお墓の位置関係がよかったと言えます。

土地の境目に背の高い塀などを設置して目隠しをすれば、さらにいいかもしれませんね。

日常的にお墓が目に入るような環境でなければ、隣に墓地があることは案外気にならないものですよ。

 

墓地の隣で暮らしてみて思ったこと

実をいうと、お墓の隣の土地を購入すると決めてからマイホームを建てるまでは、やはり若干の不安がありました。

ですが実際に暮らしてみると、意外なことに困ることはひとつもありません!

快適そのものの生活を送っています。

日常生活を送る上で、お墓が見えないような間取りにしたり、塀などの目隠しを設置する

 

この1点にさえ注意して家を建てれば、気になることはありません。

お墓が隣接しているということは、その方向に隣接する家がないということですから、騒音やプライバシー面を気にしなくていいというメリットもあるんですよ!

 

まとめ

大規模な墓地や霊園の場合、お盆やお彼岸のシーズンには周辺道路が混雑したり、参拝客でうるさくなるなどのデメリットが大きく感じられるかもしれません。

ですが小規模な墓地だったり、昔からその土地に住まわれているような一族のお墓だけがある場合、実際のところはデメリットはほとんどありません。

なんとなく心理的に嫌だな…と思うのは、霊が出るかも!?と思ってしまうからですよね。

ですが実際、お墓に眠っている方はきちんと供養されていますので、病院の近くよりもよっぽど安心できると思います。

 

少しでも土地を安く買いたいけど、どこを譲歩すればいいのか…。

そんな風に迷っているあなた、墓地周辺の土地を選択肢に入れてみてください。

家の正面がお墓!というのはさすがにちょっと嫌かもしれませんが…家の裏手が墓地であれば、大したデメリットもないのに安く買える土地と考えることができますよ。