消費と浪費を区別!家計簿から無駄をあぶり出して節約するコツ




きちんと家計を管理して節約・貯金をするために欠かせない家計簿。

でも、家計簿をつけ始めてはみたものの、どこが無駄なのかわからない…。
いったいどこを節約すればいいのかわからない…。

節約生活のお悩みあるあるですよね。
私も最初はそうでした…。

家計簿から無駄をあぶり出すためには、『消費』と『浪費』の区別をしっかりつけることが大切なんです!

 

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2018.06.11

 

家計簿を分析し、消費と浪費の区別をつける

オオカミ君
そもそも、消費と浪費ってどこが違うの?

 

  • 消費

生きていくために必要なもの。家賃や最低限の水道光熱費、食費などが当てはまります。

 

  • 浪費

無駄遣い、必要でない出費。衝動買いや過度な交際費、娯楽費などです。

 

節約のために減らしたい&減らすべきなのは、消費ではなく浪費ですよね。

家計簿の中からいかに浪費を見つけ出すかが上手な節約のカギなんです。

 

食費が多すぎる家計簿…それ、本当に食費でいいの?

手取り月収や家族の人数から考えて、食費が多くかかりすぎている…。

そんなご家庭の場合、食費の中に浪費が多く含まれている可能性があります。

『食べ物』に関する出費は全部食費で計上してしまいがちですが、家計簿をつける前に少し立ち止まり、消費と浪費にわけてみましょう。

 

外食代は食費に入れない

食費を『消費』だけに絞るために、まずは外食代を食費から抜きましょう。

外食代は食費ではなく娯楽費として計上します。

家計簿の中で娯楽費が大きくなってくると、『今月は外食しすぎだから、次のお給料日まではセーブしよう』という節約意識が働くようになります。

 

酒代は食費に入れない

酒代も生きていくために絶対必要なものではありませんので、食費に計上するのはNGです。

お酒は酒代として独立した項目を作って計上していきましょう。

こちらも娯楽費と同じく、使いすぎが一目でわかるようになります。

 

おやつ代は小遣いから支払うことを検討

スーパーに食材を買いに行くとき、ついついお菓子を買ってしまうことってありませんか?
ゼロママがまさにそうなんです……。

お菓子もほんの少しであれば消費に入れてOKなのですが…。
ついつい買いすぎてしまいがちな場合は浪費!
食費に計上するのはやめましょう。

お菓子代は自分のお小遣い、もしくは娯楽費で計上してみてください。

塵も積もれば山となるの言葉通り、ちょこちょこお菓子を買っているだけでも結構な金額になるかもしれませんよ。

 

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欲しいものリストをつけてみる

食費のほかに浪費が含まれがちなのが被服費です。
また、趣味に関する出費も浪費が大きくなりがち。

ここもできるだけ節約していきたいところですよね。

欲しいものがあったらすぐに購入せず、『欲しいものリスト』をつける習慣を身につけましょう。

 

本当に必要なものなのか吟味する

衝動買いを抑えるために、買いたいものがあったら、まずは『欲しいものリスト』に記入します。

  • なぜ欲しいのか
  • どれくらいの頻度で活用するのか
  • 手持ちのアイテムで代替できないか
  • 長く使えるものなのか
  • いくらするものなのか

などの項目を欲しいものリストに書き出してみましょう。

欲しいものリストに書いてから数日経つと、意外と衝動買いの欲は収まってきます。

『これ買わなくても大丈夫だな』と思えればしめたもの!

浪費と判断して、欲しいものリストから消してしまいましょう。

逆にどうしても買わなければならない正当な理由があれば、それは浪費ではなく消費と判断してよいでしょう。

 

家計簿とセットで管理しておくと予算に組み込める

欲しいものリストは、家計簿とセットで管理しておきましょう。

欲しいものの価格を家計簿と見比べてみると

  • 今月はやりくりが厳しいから買わない方がいい
  • 来月分の〇〇費の予算と合わせれば買える
  • 今月の〇〇費を抑えれば買える

など、予算が立てやすくなります。

家計簿の隅に欲しいものリストを書く欄を設けておいてもいいですね。

 

まとめ

多少の浪費は、生活に潤いを与えてくれます。

完全にゼロにするのは難しいですし、我慢をしすぎると反動で大きな無駄遣いをしてしまいがちです。

消費と浪費のラインを上手に見極め、無理のない範囲で浪費を減らしていきましょう。